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理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター RIKEN Center for Life Science Technologies

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イベント

 

[10月20日] シーケンサー利用技術講習会  第11回 CAGE法を用いた遺伝子発現制御解析実技講習会

[日時] 

2014年10月20日(月)〜24日(金)

[時間] 

9:00 ~ 17:00

[場所] 

理化学研究所 横浜キャンパス
受付場所 :中央研究棟2Fセミナー室 C214/216

[参加費(教材実費)]  

3,000円 (当日に受付へご持参ください。)

[概要] 

独立行政法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門は、保有する各種次世代シーケンサーを用いてシーケンサー利用技術講習会を開催します。

シーケンサーは生命分子解析システムとして極めて強力な研究ツールであり、技術革新が著しいものです。また、その利用価値が評価され、近年大学等研究機関においての導入も進んでいます。一方で、シーケンサーを介しての生命現象の解析にあたっては、サンプルの調製技術やライブラリーの作製技術といった、シーケンサーにかけるためのサンプルの処理技術や、シーケンス後のデータを利用し、生命現象をより深く理解するためのデータ解析技術の開発が進んできました。
当部門では、次世代シーケンサーの利用を推進し、わが国における生命分子研究の充実を図り、利用技術を広く研究・開発活動に活用していただくため、シーケンサー利用者及び利用予定者等を対象として利用技術講習会を平成21年度より開催してきました。 
 今回は、これまで行ってきた基礎講習会をふまえ、当部門において開発を進めてきたCAGEライブラリー作製およびデータ解析の講習(講義と実習)を行います。ライブラリー作製においては、これまで必要としていた時間の半分以下(4日間)で、RNAサンプルからCAGEライブラリー作製を行う新規に開発した技術を紹介します。また、データ解析実習においては、無償で提供しているソフトウェア、MOIRAIを用いての基本的な解析に加え、より高度な解析も含めた講習内容を、参加いただく方の希望に合わせて行う予定です。また、ライブラリー作製に必須な、RNAサンプルのQuality Checkの実習および必要な機器の講義を併せて行い、より実際に即した講習を開催します。

今回の講習においては、実験計画(データ解析に必要なサンプル数等)を具体的に意識した上で、ライブラリー作製等の実習を行っていただくため、初日にデータ解析実習を行い、2日目から5日目にライブラリー作製等の実習を、講習会参加者に実際に行っていただきます。
今回は、イルミナ社 Hiseq2500の使用を想定しています。
また、ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門ゲノムネットワーク解析支援施設(GeNAS)が提供する技術支援についても紹介します。

参加費は教材代等の実費となります。
参加には事前登録が必要です。
講習会終了時に修了証を授与します。

第11回講習会は、株式会社ダナフォームアジレント・テクノロジー株式会社イルミナ株式会社国立遺伝学研究所に御協力いただいています。

*(独)理化学研究所は、「文部科学省・創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業/創薬等支援技術基盤プラットフォーム」の解析拠点機能ゲノミクス領域として創薬等の研究を支援するために次世代シーケンス解析技術を提供しています。本事業の一環として、次世代シー ケンサー利用技術の普及を目的とした講習会を実施いたします。

[プログラム] 

1 日目 10/20(月)
1. CAGEの1次解析とQCについて(講義:理化学研究所 担当者)
2. MOIRAIでの基礎解析実習(講義/実習:理化学研究所 担当者)
3. CAGEデータを用いたfunctional analysisについて(講義/実習:理化学研究所 担当者)
4. 次世代シークエンスデータの登録(講義:遺伝学研究所 担当者)
5. GeNAS技術支援について (講義:理化学研究所GeNAS 担当者)
6. 懇親会
2 日目 10/21(火)
1. CAGE library 作製に関する説明 (講義:理化学研究所 担当者)
2. CAGE library 作製 (実習:理化学研究所 担当者、ダナフォーム社 担当者)
3 日目 10/22(水)
1. CAGE library 作製 (実習:理化学研究所 担当者、ダナフォーム社 担当者)
2. RNA Q.C(実習:理化学研究所 担当者、ダナフォーム社 担当者)
4 日目 10/23(木)
1. CAGE library 作製 (実習:理化学研究所 担当者、ダナフォーム社 担当者)
2. サンプルQ.Cに用いる機器 (講義:アジレント社 担当者)
3. シーケンスの原理と用いる機器/試薬(講義:イルミナ社 担当者)
5 日目 10/24(金)
1. CAGE library 作製 (実習:理化学研究所 担当者、ダナフォーム社 担当者)
2. CAGE library Q.C (実習:理化学研究所 担当者、ダナフォーム社 担当者)

[対象者] 

大学、大学院、各種研究機関、会社等においてシーケンサー解析に関わる研究を行なう等、次世代シーケンサーを利用している方、利用を予定している方、もしくは利用に興味のある方を対象としています。

[定員] 

若干名

[お申込み] 

参加をご希望の方は、参加申込書をダウンロードのうえ、
1) お名前 
2) ご所属 ・研究機関名 
3) 連絡先(住所、電話およびEmail) 
4) シーケンサー使用経験 
5) ライブラリー作製の経験
6)データ解析講習(初日)での講習内容の希望
等をご記入の上、EmailまたはFAXで 2014年9月29日(月)までにお申し込み下さい。

参加申込書ダウンロード

[お問い合わせ・お申し込み] 

〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22 
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 機能性ゲノム解析部門 齋藤 
Tel: 045-503-9250 (直通) Fax: 045-503-9216 E-mail genome-rpm@gsc.riken.jp

CLSTは、2018年4月1日からの理化学研究所第4期中期計画により、3つのセンターに改組されました。