イメージ

概要

我々は今、高温超電導を用いることで1GHz(23.5T)から1.5GHz(35.3T)の超高磁場NMRが実現できる夢のような時代の入り口に立っています。幸いなことに我が国は、この分野で世界のトップを走っており、夢の実現に最も近い位置にいます。本シンポジウムでは、我が国が世界に先駆けて1.3GHz(30.6T)のNMRを実現させることを目指して、現状の技術的到達度を確認し、完成後に期待される利用成果や波及効果について俯瞰します。

日時:2015年4月3日(金)13時00分~17時20分
場所:新エネルギー・産業技術総合開発機構 霞ヶ関分室 会議室
   (東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命 霞が関ビル 12階)

定員:70名(先着順)

参加費:無料

プログラム

13:00 ~ 13:05
開会挨拶
13:05 ~ 13:25
来賓挨拶
第1部 『超高磁場NMR実現に向けた見通し』

13:25 ~ 13:45
「計画概要」
 前田 秀明 / 理化学研究所 NMR施設 NMR施設長

13:45 ~ 14:05
「超高磁場NMR磁石技術」
 柳澤 吉紀/ 理化学研究所 NMR施設 基礎科学特別研究員

14:05 ~ 14:25
「強磁場NMR開発の歴史と今後の展望」
 清水 禎 / 物質・材料研究機構 強磁場ステーション長

14:25 ~ 14:45
「NMRマーケットの展望とNMRメーカとしての取組み」
 穴井 孝弘 / (株)JEOL RESONANCE 代表取締役社長

14:45 ~ 15:20
「高温超電導線材メーカからの期待」
 福島 徹 / 古河電気工業(株)
 林 和彦 / 住友電気工業(株)
 飯島 康裕 / (株)フジクラ

15:20 ~ 15:30
「次世代NMR開発への期待」
 佐藤 謙一 / 住友電気工業(株)フェロー、低温工学・超電導学会会長、
       科学技術振興機構戦略的イノベーション創出推進プログラム プログラムオフィサー
15:30 ~ 15:50
コーヒーブレイク
第2部 『超高磁場NMRへの期待と波及効果』

15:50 ~ 16:00
「超高磁場NMRで広がる生命科学・材料科学の研究」
 内藤 晶 / 日本核磁気共鳴学会 会長、横浜国立大学大学院 工学研究院 教授

16:00 ~ 16:20
「高磁場固体NMRを用いた白色LED用材料の構造解析」
 新井 彩子 / (株)MCHC R&Dシナジーセンター

16:20 ~ 16:40
「無機酸化物材料の固体NMR:超高磁場化がもたらすメリット」
 金橋 康二 / 新日鐵住金(株)技術開発本部 先端技術研究所 解析科学研究部 主幹研究員

16:40 ~ 17:00
「固体NMRを用いた医薬品分析 ~超高磁場NMRへの期待~」
 丸吉 京介 / 第一三共(株)製薬技術本部 分析評価研究所 研究第二グループ

17:00 ~ 17:20
「超高磁場NMR用高温超電導コイル開発への期待と波及効果」
 古瀬 充穂 / 産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 主任研究員
17:20 ~ 17:30
閉会挨拶

申し込み


好評につき定員に達しましたので、参加登録を締め切らせて頂きました。 ありがとうございました。


アクセス


map   新エネルギー・産業技術総合開発機構 霞ヶ関分室 会議室
  住所:東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命 霞が関ビル 12階

  ・東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅9番出口 徒歩1分
  ・東京メトロ千代田線・日比谷線「霞が関」C2出口徒歩2分
  ・JR新橋駅 徒歩15分


主催


理化学研究所
産業技術総合研究所

後援


経済産業省(予定)
文部科学省(予定)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(予定)
日本核磁気共鳴学会
低温工学・超電導学会
高分子学会

お問い合わせ


理化学研究所
ライフサイエンス技術基盤研究推進室
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22
TEL:045-503-7091  E-mail clst_info@riken.jp