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理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター RIKEN Center for Life Science Technologies

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お知らせ

国際科学技術財団との共催で、『やさしい科学技術セミナー』を開催しました。

7月18日、台風一過の神戸地区において、第253回 やさしい科学技術セミナー「PETって何?〜先端医療を支える触媒化学〜」が開催されました。「やさしい科学技術セミナー」は、公益財団法人 国際科学技術財団が実施する中高生対象の科学イベントで、今回は、同財団の研究助成を受けている隅田 有人研究員(分子標的化学研究チーム)が講師を務め、関西から応募のあった34名の中学生が参加しました。

前半のレクチャーでは、PETの原理や、PETプローブ合成で活躍する触媒の働きについて解説し、後半は、パラジウム触媒を用いる炭素 - 炭素結合反応「鈴木 - 宮浦クロスカップリング反応」による有機蛍光色素の合成実験を体験してもらいました。試薬を量り取り反応液を混ぜ、ブラックライトに当てて鮮やかな蛍光が浮かび上がると実験成功。自分が反応させた化合物の輝きに「むっちゃきれいー」と歓声が上がりました。また、溶媒の種類によって蛍光色が変化する「ソルバトクロミズム」という現象も観察しました。

セミナーの最後に隅田研究員は、研究者をめざす中学生に向けて、大学時代の恩師である大嶌幸一郎先生の「正気と狂気の間(はざま)」という言葉を紹介し、「常識にとらわれず、しかし、理論と事実に基づき新しい理論・現象・物質を追求することが研究者にとって大事なのです」とメッセージを送りました。

 

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国際科学技術財団 コミュニケーショングループ 小倉貴喜氏より

本日のセミナーは対象が中学生とはいえ、一年生も多く不安もありましたが隅田先生始め諸先生方のご指導で無事終えることができました。心より御礼申し上げます。

何よりも子供たちの輝く瞳がとても印象的でした。全てを理解することはできなかったかもしれませんが自分の手を動かして実験をすることでサイエンスの楽しさを十二分に感じ取ってくれたものと思います。

 

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隅田研究員からひとこと

これまで、一般の方に向けた講演をしたことがなく、非常に緊張しました。また学生実習を一から組み上げるような作業は、慎重さと労力を要しましたが、大変勉強になりました。

不思議な現象に出会って感動することは、おそらく研究者の道に進む、根源的なできごとだと思います。ですので、学生の皆さんと触れあいながら、実験を通して、私たちの研究の一端を垣間見てもらえたことは、研究者として大きな喜びでもありました。
 
このような機会を与えて頂いた国際科学技術財団に厚く御礼申し上げるとともに、一緒にイベントを支えて下さった、広報の方々と実験スタッフを努めて下さった理研職員の方々に心から感謝いたします。

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