チームリーダー
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- 遺伝子改変マウス -
個体レベルでの高次生命現象解明を目指して
※2018年4月の組織改編により、当研究室は生命機能科学研究センターの所属になりました。最新の情報は下記よりご覧ください。
> 生命機能科学研究センター 生体ゲノム工学研究チームのページ
医学・生物学研究において欠かせない実験材料となっている遺伝子改変マウス。その作製の効率化を目指した技術開発を行うとともに、医学・生物学研究分野において広く有用なマウス系統を作製しています。最近では特に、組織、細胞、細胞内小器官、そして生体シグナリングの動態を標識可能な遺伝子改変マウスの開発を進め、マウス胚発生における bioimaging 技術の開発に力を入れてきました。また、従来の遺伝的交配によって作出することが困難であった多重遺伝子変異体を、ゲノム編集ツールの応用により効率よく作製し、解析に供することができる系を確立しています。さらに、そのような開発研究で培った技術や知識を活かして、生体モデル開発ユニットとの連携により、理研内各研究所・センターのみならず、国内のアカデミック機関やアジア各国の研究者との共同開発プロジェクトを展開しています。この共同開発においては、各研究者よりマウス遺伝子配列情報の提供を受け、ベクター構築から遺伝子改変マウスの作出に至る過程を当チームが担当し、年100件を超える遺伝子改変マウスを作出、提供しています。
CLSTは、2018年4月1日からの理化学研究所第4期中期計画により、3つのセンターに改組されました。生体ゲノム工学研究チームの最新の情報は、下記よりご覧いただけます。
▶ 生命機能科学研究センター 生体ゲノム工学研究チーム[http://www.bdr.riken.jp/jp/research/labs/furuta-y/index.html]
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