基盤ユニットリーダー
研究・技術
創薬・医療技術イメージング基盤ユニット
※2018年4月の組織改編により、当研究室の研究は生命機能科学研究センターに引き継がれました。最新の情報は下記よりご覧ください。
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基盤ユニットリーダー
渡辺 恭良
〒650-0047 神戸市中央区港島南町6-7-3
Tel: 078-304-7101
研究内容
創薬・医療技術イメージング基盤ユニットでは、陽電子放射断層画像撮影法(PET法)を中心とした分子イメージング技術の活用により、マカク属のサルやマーモセット・ラット・マウス・ウサギやヒト生体内での薬物動態研究を推進します。分子イメージングプローブの標識化技術は、生体内での観察時間の確保や代謝分解後の追跡を向上させています。また、マイクロドーズ臨床試験を視野に入れ、マウスからヒトまでの一気通貫した分子イメージング法の活用とともに、薬剤候補化合物の標識化やプローブ化を行い、新たな創薬プロセスの構築を目指します。
創薬プロセスの中で、(1)臨床治験の中で、分子イメージングによるサロゲートエンドポイントを提供すること、(2)前臨床研究から臨床フェーズの間に、P0と呼ばれる分子イメージングによる薬物動態、標的への到達(受容体占有量等)から見た用量設定、副作用が考えられる非標的臓器への集積検討、薬物相互作用などのヒトを対象にした解析、(3)前臨床研究における同一固体動物を用いたprecisionの高い薬効評価、などを実現し、国際標準化を目指します。